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複数領域の扱い

ターゲットデバイスが複数の領域を持つ場合の、I.S.P-320の動作について説明します。

1. 動作の説明

一部のターゲットデバイスは、フラッシュライターで書き込むべきメモリを複数搭載しています。
例として、RAはコードフラッシュとデータフラッシュを持っています。
I.S.P-320は、これら別領域をコードフラッシュはR7FA6M4xF、データフラッシュはR7FA6M4xx #A、オプション設定領域はR7FA6M4xx #Cなど、別の"デバイス"として扱います。

ユーザーファイルが複数の領域にまたがっている場合は、ホストプログラムのdividerツールで分割してください。

Out of Area

out of area
複数領域にまたがるデータをI.S.Pに転送仕様としたときや、スルー書込みを開始しようとしたときなど、このダイアログが表示されます。
この場合、ホストプログラムのdividerツールでユーザーファイルを分割する必要があります。

I.S.Pでは、分割したファイルを連続したページに保持することにより、一度の書込み開始処理で続けて書き込むことができます。

2. 関連項目

ディバイダ(divider)
連続書込み