コンテンツにスキップ

SH特有の事項

ターゲットデバイスが、Renesas製SHファミリの場合の事項を記載します。

1. ターゲットインタフェース

選択可能なインタフェースは以下の通りです。

# 表示名 説明
1 ASYN 2線式調歩同期
2 232 RS-232C
3 SYNC 3線式クロック同期

ターゲットインタフェースとは

2. 連続書込について

順番 項目名 表示名例
1 ユーザーマット R5F72395B
2 ユーザーブートマット R5F7239xB UB
3 データフラッシュ R5F7239xB #A

連続書込みは”ユーザーマット”→”ユーザーブートマット”→”データフラッシュ”の順に行われます。

連続書込みを行う各ページに設定する、クロック周波数や分周比の設定は、全て同じ設定としてください。 設定が同じでない場合、不一致となったページを含む以降の書込みは実行されません。

連続書込みに関する一般的な事項は連続書込をご参照ください。

3. ホストでの設定項目

sh top

ホストのデバイス選択で該当品種を選択した場合、図のような設定画面が表示されます。

sh

P-Clock ratio
起動時のデフォルトのシステムクロックに対する、デフォルトのペリフェラルクロックの分周比を指定します。 ターゲットデバイスによっては、分周比が固定されている場合もあります。

クロック周波数の設定

システムクロックの周波数を入力してください。

外部端子で決まる場合

H7047、SH7065、SH7144等は外部端子により逓倍状態が決定されます。
この場合、システムクロックはハードウェア逓倍器によって逓倍された周波数です。

レジスタ値で決まる場合

ソフトウェア逓倍器を搭載したCPUの場合は、システムクロックは、入力クロックに逓倍設定レジスタのデフォルトの逓倍数を掛けた周波数です。