コンテンツにスキップ

空き領域の扱い

I.S.P-320での書込みで未使用領域を00hまたはFFhの値とみなす設定について説明します。

適用範囲

未使用領域の設定は、ホストに記憶されます。 この設定を行って以降、ホストから本体にユーザーデータを転送する際は、未使用領域の設定が適用されます。 本体に既に転送済のデータには影響はありません。

1. 設定方法

ホストプログラムSetupUnused Byte DataからFFh00hを選択してください。 設定値は画面右下のメッセージに表示されます。

自動で選択が切り替わる場面

STM8シリーズを選択した場合、自動的に未使用領域が00hに設定されます。 同様に、ML610Q、ML620Qシリーズを選択した場合、自動的に未使用領域がFFhに設定されます。

未使用領域を00hにした場合の注意

  • I.S.Pデータのサイズは常にROM最大値になります(STM8シリーズは除く)。
  • セキュリティ設定、IDコード等が意図せずに設定される可能性があります。(RX等)
    ご使用の開発環境(コンパイラ等)で出力されるユーザーファイルにセキュリティ設定等の領域に対して正しいデータが有る事をご確認ください。

2. 関連項目

サムの算出