I.S.P本体にデータを転送/削除する
I.S.P本体にデータを格納/本体に保持するデータを削除する手順を説明します。
この操作はホストプログラムで行います。
1. 転送手順
1.1. 準備
PCとI.S.Pの通信を確立します。
PCとI.S.Pの通信を確立する
書込み設定を行います。
書込み設定を行う
データリストでデータを格納したいページ番号を選択します。 図の例ではページ2を選択しています。

データリストの記載事項
データリストには、以下が表示されます。
| 表示 | 意味 |
| ------------ | --------------------------------------------------------------------------------- |
| No. | ページ番号 |
| CPU Name | ターゲットデバイスのI.S.Pでの表示名 |
| Clock(MHz) | ホストで設定したクロック周波数 |
| Filename | [ユーザーファイル].(./../01_introduction/terms/user_file_j.md)のファイル名(I.S.Pでの表示名) |
| Size | I.S.P内での使用メモリサイズkB単位 |
| I/F | ターゲットインタフェース |
ユーザーファイルのファイル名
拡張子前の.は省略されます。16文字までで切り詰められます。
ページの上書き
既にデータがあるページを選択すると、転送時はそのページに上書きされます。
1.2. 転送する
Send DataボタンでデータをI.S.P本体に転送します。

進捗がダイアログで表示されます。中断したい場合は、CANCELすることができます。

転送完了すると、COMPLETEダイアログが表示されます。

COMPLETE以外のダイアログが表示される場合
異常を示すダイアログが表示された場合については、トラブルが起きた時をご参照ください。
1.3. 転送結果を確認
転送完了すると、I.S.Pに転送済のファイル名などが読み込まれ、リスト表示が更新されます。
またDEV SearchボタンまたはRead I.S.Pボタンで再読み込みを行うことができます。

I.S.P本体では、新しく転送されたファイル名などを表示します。
2. 削除手順
2.1. 1ファイル削除する
データリストで消去したいI.S.Pデータを選択します。
図の例ではページ2のデータを選択しています。

EraseボタンでI.S.Pが保持するファイル削除を行います。

ファイル削除対象
I.S.P本体メモリに保持するファイル(1~20ページ)を削除することができます。 SDカードに保持するファイルは、PCなどから直接SDカードのI.S.Pデータファイルを削除してください。
2.2. 全ファイル削除する
All EraseボタンでI.S.Pが保持する全ファイルの削除を行います。

ファイル削除対象
I.S.P本体メモリに保持するファイル(1~20ページ)を削除することができます。 SDカードに保持するファイルは、PCなどから直接SDカードのI.S.Pデータファイルを削除してください。