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ページ表示画面

I.S.P本体や挿入されたSDカードに保持するI.S.Pデータを表示する画面について説明します。
この画面は、通常本体起動後に表示されます。

page

1. ページ番号

選択されているI.S.Pデータの番号を示します。
DATAを押す毎にページ番号が進みます。
FUNCを押しながらDATAを押す毎にページ番号が戻ります。

page

起動時に表示されるページ

I.S.P-320では、操作によりアクセスした最後のページ番号を記憶します。
電源を立ち上げた時に記憶していたページを表示します。
以下の操作を行った時にページ番号を記憶します。

  • オフライン書込を実行して、書込み正常で終了した時
  • ホストプログラムからユーザーデータを転送(Send Data)を実行した時
  • ホストプログラムからユーザーデータとの照合(Verify)を実行した時

1.1. SDカードのページ

I.S.Pの内蔵メモリに保持されたデータはページ番号01~20で表示されます。

page inter

SDカードに保持されたデータはページ番号00~09(黒字に白)で表されます。

page sd

ページ送りの順番

DATAでページ送りをし続けると、内蔵メモリのページ20の次にSDカードのページを表示します。SDカードにデータが無い場合は、ページ20の次は内蔵メモリのページ01を表示します。

2. ターゲットデバイス名

選択されているターゲットデバイス名を表示します。
ターゲットデバイスの正式型名とI.S.Pでの表示名の関係は、対応品種表でご確認ください。
I.S.Pシリーズ対応品種表

3. ファイル名

書込むデータのファイル名を表示します。

4. CK:システムクロック/RATIO

設定したクロック(MHz)をMHz表示します/設定した分周比を表示します。
設定不可(内蔵クロックを使用)の場合は、CK:Internalを表示します。

5. SD カード状態

SDカードが挿入されている場合、SDカードのシルエットを表示します。
また、SDカードが書込みロックされている場合はシルエットの上にを表示しますので解除後御使用ください。

SDカードが書込みロックされているとき

SDカードが書込みロックされている場合、ログ書き込みの際にエラーが起こります。

6. SM:チェックサム

チェックサムをターゲットデバイスのROMサイズで表現します。
チェックサム

ファンクションからSUM RECALCを選択すると、チェックサムの再計算を行います。 チェックサムの再計算

SDファイルページの場合

SDファイルページの場合、チェックサムの計算を行わないと画面のチェックサムが正常値となりません。(初期値として0が表示されます)
また、SDページの計算したチェックサムの値はそのページを表示している間だけ保持されます。
ページを移動した際は、また再度計算する必要があります。

7. I.S.P使用電源

電池使用の場合Intr、ACアダプタとUSBから供給の場合Extrを表示します。
電池電圧が低下した場合はLOWを表示します。

8. IF:ターゲットインタフェース設定

ターゲットシステムとのインタフェースを表示します。

9. CT:書込み成功回数

ターゲットに書込んだ回数分インクリメントし表示します。
書込みの際にエラーが発生した場合はカウントされません。また、カウントされた表示をリセットする場合は再度Host側からのプログラム転送が必要となります。
例 CT:00001 (カウント回数は0~99999まで表示されます)

SDファイルページの場合

SDカードに転送したページの書込み回数はページ移動や電源再投入時にもリセットされます。

10. 状態表示

転送状態、エラー表示等をします。 エラーはE***のフォーマットで表示されます。 ***は3桁の数字です。 エラー番号の意味

11. 書込設定の表示

リセットモード、イレース有無効、ベリファイ有無効、転送レート設定を表示します。
設定はホストからの操作やキー操作で切り替えることができます。
ホストから設定
キーによる設定

11.1. 表示例

表示 イレース ベリファイ 転送レート リセットモード
EPV 有り 有り A(中) OFF
EP 有り 無し A(中) OFF
EPVC 有り 有り F(固定) OFF
EP C 有り 無し F(固定) OFF
REPVH 有り 有り H(高) ON

11.2. R:リセットモード

Rが表示されているとき、リセットモードはONです。書込み終了後、リセット信号ラインはLになります。
表示されていないとき、リセットモードはOFFです。書込み終了後、リセット信号ラインはZになります。

11.3. E:イレースあり

Eが表示されているとき、I.S.Pは書込み前にイレースを行います。
表示されていないとき、I.S.Pは書込み前にイレースを行いません。

11.4. P:プログラムあり

常に表示されます。

11.5. V:ベリファイあり

Vが表示されているとき、I.S.Pは書込み後にベリファイを行います。
表示されていないとき、I.S.Pは書込み後にベリファイを行いません。

11.6. COM rate

C(constantの意)が表示されているとき、I.S.Pはターゲットとの通信を初期速度のまま行います。
H(high speedの意)が表示されているとき、I.S.Pはターゲットとの通信をできるだけ速くします。
何も表示されていないとき、I.S.Pはその間の速度で通信を行います。