連続書込
コードフラッシュとデータフラッシュなど、二種類以上の領域を持つターゲットデバイスに対して、一度の書込み操作で書込む方法について説明します。
連続書込の順番
連続書込の順番は品種により決まっています。
例として、コードフラッシュ→ユーザブート領域→データフラッシュなど。
品種ごとの記載事項をご参照ください。
例:RA(Cortex-M33コア搭載品)特有の事項
連続書込できる例
連続書込順1→2→3のとき、1→3や2→3の連続書込は可能です。 2→1や3→2など、逆向きには不可です。
1. RA6M4の例
ターゲットデバイス:R7FA6M4xF
1.1. ページnを設定する
ページ(../../01_introduction/terms/page_j.md)n(1など)に、以下の設定でコードフラッシュのデータを保持します。
項目 | 設定 |
---|---|
CPU | R7FA6M4xF |
1.2. ページn+1を設定する
ページn+1に、以下の設定でデータフラッシュのデータを保持します。
項目 | 設定 |
---|---|
CPU | R7FA6M4xF #A |
Clock | ページnと同じ(この品種は固定なので選択不要) |
Interface | ページnと同じ |
Config | ページnと同じ |
1.3. 連続書込みを開始する
ページnを、本体のキーまたはリモートコマンドで書込み開始します。
ページnが書込み正常終了した場合、ページn+1が続けて書きこまれます。