RX231など特有の事項
ターゲットデバイスが、Renesas製RXファミリ一部品種(RX231 など)の場合の事項を記載します。
1. ターゲットインタフェース
選択可能なインタフェースは以下の通りです。
| # | 表示名 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | ASYN | SCIインタフェース(UART) |
| 2 | 232 | RS-232C |
| 3 | FINE | FINEインタフェース |
2. 連続書込
| 順番 | 項目名 | 表示名例 |
|---|---|---|
| 1 | ユーザ領域(コードフラッシュ) | R5F52316C |
| 2 | データ領域(データフラッシュ) | R5F5231xC =E |
連続書込みの順番は表に示した順に行われます。
連続書込みを行う各ページは、こちらの順に配置してください。
連続書込みを行う各ページに設定するフラッシュオプション設定の値は、全て同じ設定としてください。
設定が同じでない場合、不一致となったページを含む以降の書込みは実行されません。
連続書込みに関する一般的な事項は連続書込をご参照ください。
3. ホストでの設定項目

ホストのデバイス選択で該当品種を選択した場合、図のような設定画面が表示されます。

- ID
- ID コードを指定します。ID が設定されているターゲットCPU へ再書込みを行う際に必要になります。
-
00ボタン- 入力されているID コードを00h でクリアします。
-
FFボタン- 入力されているID コードをFFh でクリアします。
入力するID値
現在CPU に書込まれているID値を入力して下さい。
(既に書込まれている場合はお客様がプログラムの中で設定されたID値を、I.S.P へのID値とする必要があります)
未書き込みのCPUのID値は全てFFh、または全て00hとなります。
CPU上のID値のアドレスやID値の意味合いなどについては、マイコンのマニュアルをご参照ください。
- Endian
- 書込み時のエンディアンを指定します。 また、品種によっては選択出来ない場合もあります。 Security 品種によっては選択出来ない場合もあります。
- Security
- 品種によっては選択できないこともあります。
-
- FSW Start Block
- フラッシュ・シールド・ウインドウの開始ブロックを指定します。
-
- FSW End Block
- フラッシュ・シールド・ウインドウの終了ブロックを指定します。
-
- AW(FSW) Pwrotect
- ブートモード以外で、アクセス・ウィンドウ(フラッシュ・シールド・ウィンドウ)を変更不可とします。
クロック設定はターゲットCPU に接続しているクロック周波数を入力して下さい。 また、品種によってはクロック設定が固定される場合があります。
4. ID値設定について
ID不一致エラー
ID値が設定されているデータを CPU へ書込んだ場合、上書きやデータの更新をする際にそのID値を I.S.P へ設定する必要があります。
このID値に誤りがありますと、E053等のID不一致エラーとなり書込みできません。
また、一度設定されたID値が判らなくなってしまった場合は、その CPU には永久に書込むことが出来なくなりますのでID値管理は十二分にお気をつけ下さい。
Through ボタンを誤って押下した場合、その場でターゲット CPU に対し書込みを開始します。
ID値機能を有する CPU を取り扱う場合、誤ったオンライン書込みを防ぐ為にも、予め接続ケーブルを開放しておくなど工夫する事をお薦めします。
コードフラッシュのみ、またはデータフラッシュのみ書き込みたい場合
ID コードが書き込まれていないターゲットに再度書き込む際は、コードフラッシュのみやデータフラッシュのみの書き換えはできません。書込時に、必ず全面消去となります。
有効なIDコードを書き込んだターゲットに再度書き込む場合は、書込済IDコードと、以降の書き込み時にホストプログラムで指定する ID コードを一致させてください。 その場合、全面消去は起こらず、ライタは書き込もうとする領域のみ、消去して書き込むことができます。書き込もうとする領域以外は、消去されることはありません。
ID コードが判らなくなりますと再び書き込みすることが出来なくなりますので、ID コードは忘れない様にご注意下さい。 コードフラッシュまたはデータフラッシュのみの書き込みを行うために ID コードを設定する場合、ID コードの設定方法はマイコンのマニュアルをご参照ください。